教皇庁宣教事業(Pontifical Mission Societies)は、国外では「ミッシオ」(Missio)とも呼ばれています。ローマの司教(教皇)の管轄と調整の下で、全世界の宣教の促進に向けられたカトリック教会の世界的ネットワークです。この宣教事業には以下の4つの事業が含まれています:

教皇庁信仰弘布事業

教皇庁児童宣教事業

►教皇庁使徒聖ペトロ事業

►教皇庁宣教者連合

 ミッシオ(Missio)は、1922年に設立されたカトリック教会の宣教のための公的支援事業です。全世界のカトリック教会をとおして祈りと献金を促進し、特にキリスト教がまだ新しく、若く、貧しい国々において、キリストの救いのメッセージをもたらしています。本事業は、宣教地の教会が自立し自ら成長できるようになるまで支援します。ミッシオ(Missio)は、世界中のカトリック者の祈りと犠牲、連帯の精神によって支えられています。

 現在、教皇庁福音宣教省のエミリオ・ナッパ大司教が教皇庁宣教事業の会長として任命されています。