2024年世界宣教の日に向けたグローバルビデオ
2024年「世界宣教月間」と「世界宣教の日」(10/20)にあたって
第2回「宣教川柳」大募集!
沢山のご応募ありがとうございました。
今年も、全世界のカトリック教会は、世界宣教月間(毎年10月)と「世界宣教の日」(今年は10月20日)をお祝いいたします。今年のテーマは「行って、見かけた者はだれでも婚宴に連れて来なさい(マタイ22:9)」(GO AND INVITE EVERYONE to the banquet)です。教皇フランシスコは、「宣教とはすべての人を神との出会いや交わりに“疲れを知らずに!”招くこと」と説明し、すべての人を婚宴に招くたとえ話のイメージで今年の世界宣教月間を祝うように呼びかけられました。2025年の聖年に向けた「祈りの年」である2024年は、具体的な行動としてとりわけミサに参加し、宣教のために祈ることを望んでおられます。
また今回、例年の本送付状と「世界宣教月間ポスター」に加えて「教皇フランシスコ訪日5周年ポスター」を同封させていただきました。今年(2024年)は2019年11月に教皇フランシスコが訪日してから5周年にあたります。38年ぶりに訪日された教皇様は長崎・広島・東京の地を訪れ、多くのメッセージを伝えてくださいました。しかしその直後にパンデミックが襲い、わたしたちは教会に集うことすら難しい状況に置かれました。パンデミック後の日本、全国各地の教会で教皇訪日の意義を思い起こし、ミサを祝う喜びを改めて意識しながら、宣教のために心を合わせてお祈りいたしましょう。
今年の世界宣教月間では、第二回「宣教川柳」と題しまして、昨年に引き続き「宣教川柳」を募集いたします。信仰生活における気づき、日常生活におけるキリストとの出会いや交わり、みことばの再発見、ユーモアあふれる作品も歓迎します。全世代からの応募をお待ちしますが、特に教皇庁信仰弘布事業は若い世代の宣教精神の促進をめざしています。そのため高校生や学生さんからのたくさんの応募を期待しています。作品は、第二回「宣教川柳」専用の応募フォームよりご応募ください。募集期間は5月1日〜9月30日です。なお作品は未発表のものに限り、提出された作品の著作権は教皇庁宣教事業に帰属するものとさせていただきます。特に優れた25作品については10月11日に当ウェブサイトで紹介させていただきます。枢機卿賞、広報担当司教賞、ナショナルディレクター賞には、ミッション・ドンキーを贈呈いたします。
2024年5月1日
教皇庁宣教事業 日本代表 門間 直輝
宣教川柳のご説明
すでに各地のキリスト教会において「福音川柳」という取り組みが行われています。
横浜教区の鈴木勁介神父様は、短い説明と聖書の箇所を添えて信仰生活に役立つユニークな作品を発表されています(『A年・B年・C年対応福音せんりゅう』183頁)。◉川柳:「教会が 一つだなんて 神秘だね」
◉説明:教会という現場にいると、なんとか一つにまとまっているのは不思議な気がする。
◉聖句:C年【聖霊降臨】ヨハネ14・15―16,23b―26信仰生活における気づき、日常生活におけるキリストとの出会いや交わり、みことばの再発見、ユーモアあふれる作品も歓迎します。
昨年の宣教川柳のご説明より
- 応募期間:2024年5月1日~9月30日
- 応募できる川柳は、原則1人1つまでです。
- 枢機卿賞、広報担当司教賞、ナショナルディレクター賞、入賞に選ばれた作品は、昨年と同じように当ウェブサイトで発表されます。
- お名前を公表されたくない方は、応募ネームを使ってご応募が可能です。
- メールアドレスをご入力いただきます。メールアドレスは、こちらからご連絡する場合にのみ使用します。
- 応募作品は、未発表のものに限ります。
- 提出された作品の著作権は教皇庁宣教事業に帰属するものとさせていただきます。
世界宣教月ポスター・教皇訪日5周年ポスター ダウンロード
第2回「宣教川柳」選考結果発表
第2回宣教川柳の募集に際し、たくさんのご応募をいただき、誠にありがとうございました。
応募いただいた作品の中から、J-MISSIOで厳正な選考を行い、以下の通り受賞作品を決定いたしましたので、発表いたします。枢機卿賞、広報担当司教賞、ナショナルディレクター賞、ユーモア賞の受賞者の皆さまには、ミッション・ドンキーを贈呈いたします。
- 枢機卿賞:1作品
- 広報担当司教賞:1作品
- ナショナルディレクター賞:2作品
- ユーモア賞:5作品
- 入賞:25作品
枢機卿賞
手を広げ 世界を愛し 主に祈る
矢崎舜大
選評:この句から、手を広げて主の祈りを唱えるイメージが直ぐに浮かびます。まさに、世界平和を祈る福音川柳です。(前田 万葉 枢機卿)
広報担当司教賞
また一つ お返しします 神様に
長寿
選評:すべては神様から頂いたものであり、年を重ねるとともにお返しすることになる。感謝のうちに神様へお返しするという信仰が感じられる佳句です。(酒井 俊弘 補佐司教)
ナショナルディレクター賞
悩み事 聖書を開けば 解決だ
ペンギン
選評:聖書を開いてすぐに解決しない悩み事も多いかもしれません。それでもなにかが変わると希望を抱いて聖書を開くこと、これこそ宣教的な姿勢だと感じます。(ナショナルディレクター 門間 直輝)
実際に 行動できる 人はいる
榎 真敏
選評:イエス様は「来て、見なさい」(ヨハネ1:46)と行動しながら探求する姿勢を大切にされました。神の愛に駆り立てられて実際に行動する人々によってわたしたちの世界は支えられています。
(ナショナルディレクター 門間 直輝)
ユーモア賞
愛徳の 定期預金を 天国に
シスター川下和子
しきべつを アプリといのり 使い分け
福田浩之
古希すぎて 天の国には まだ遠く
金子紀子
スマホでの ミサの参加は 早送り
室井文子
主の平和 どっちが先なの? 右左
ちか
入賞
主の誕生 光が闇を 貫いた
シスター秋本福子
沈黙の 神は本当は 話好き
マルタ
主のたとえ 目から鱗の ものがたり
こやまひろこ
足るを知り 足らざる見つめ 祈る日々
平内豊隆
隣人愛 振りまく傍に 主の願い
等圧線
何節です ページで言って くれますか
ゆき
シニアです。できます、やります、福音宣教
花城喜美江
皆の声 教会響く 神の愛
キャサリンメープル
御聖体 幼子見詰む 司祭の手
堤 房子
あの人と 一緒にミサに 行きたいな
おばたとしお
主はどこに あなたの傍に すぐ傍に
川上あつ子
聖霊の 息吹を受けて 対話する
砂口優子
十字架上のイエス様 すぐそこなのに 届かない
無名庵
青い空 ぼくはここだよ イエスさま
ナナてんこ
曇りでも 心の洗濯 主日ミサ
湯田友二
シンチャオ 笑顔拡がる 挨拶で
糸井靖子
古きずも ありて祈りの もとになる
脇田康史
大丈夫 いつも一緒だよ 神様と
大石絢太
追い風も 向かい風にも 主はともに
大河内愛
祈る時 神様の言葉 聞こえたよ
高林隼人
侍者の子の まぶた閉じかけ 徹夜祭
川又弘子
てをあわせ こころにうかぶ マリア様
笠井歩真
ふるさと(天国)税 恵み豊かな 返礼品
佐藤範子
みことばに 出会うよろこび 日々の糧
石川 明
手を尽くし あとはお任せ 主の御手に
滝口明子